生産性を上げる為の考え方とは、無くしたい仕事のリスト化!

生産性の向上には「2種類ある」
現代のビジネスパーソンは、「VUCAの時代」=明確な答えがない環境に置かれている
VUCAが仕事に与える影響の最たるものは、ビジネスサイクルの短縮
かつてのように、長い時間をかけて優れた成果を出そうとしても、その間に優れた成果の定義が変わることすらある時代
結果、どの企業も短い時間で優れた成果を出すために、生産性を上げろと一様に叫んでいます。
重要なのは、ここで求められている生産性向上の解釈です。
生産性を、投入した時間分の成果、と定義すると、その向上には2種類の解釈
1.分子を増やす(時間を固定して、より多くの成果を上げる)
  (一定の時間をかけて10の成果だったものを、12の成果に上げる)
2.分母を減らす(成果を固定して、より少ない時間で達成する)
  (一定の成果を出すのに10時間かかっていたものを、8時間で達成する)

この2つの解釈は、結論は同じでも、我々の心理面に与える影響は大きく違う
1の考え方では、生産性の向上につながりにくい
多くのビジネスパーソンは毎日必死に働いています
さらにムチ打つように、成果を何十%上げろと言っても、モチベーションは上がりません
結果的に残業や社員のストレスにつながる
一方、生産性の高い職場やビジネスパーソンは、必ず2の考え方で働いています
同じ作業を終えるのに、どうすればより早く済ませられるか、を考える
シンプルに考えて、このほうがよりモチベーションも湧く
それまでより短い時間で成果が達成できれば、余った時間をプラスアルファに回すことができ、結果同じ時間でより高い成果を出すことも、自然と可能になります
ある成果を今までよりも短い時間で達成するための工夫が、生産性の向上につながる

どうすれば、成果あたりの投入時間を減らせるか?
一つひとつの仕事が目的に対して合理的かどうかを考える
非合理的な仕事を極限まで排除する
普段、当たり前のようにやっていることも、外部の目を通して見たり、冷静に考えてみたりすると、実際には非合理的なことをたくさんしている
たとえば、どこの部署にもあるのが、前任者から引き継がれてきた必要性の低い仕事
何の疑いもなく続けているが、今ではもうやる意義がなかったり、最小限の労力で済むようなことはたくさんある

目的と照らし合わせて、非合理的な仕事を見つけるためには、なくしたい仕事をリスト化
この仕事がなくせたら良いのにという仕事を、常日頃からピックアップして、リスト化
特に管理部門は仕事が増えがちなので、なくしたい仕事リストをつくる
人は、新しいことは気軽に始めても、今までやっていたことをやめるのは意外と苦手
日頃から、仕事一つひとつに対して、やらずに済ませられないか?、将来的にはなくせないか?という意識を持てる

ただ、やみくもに仕事をなくせば良いかというと、そうではありません
仕事をなくしてみたら、思わぬところで影響が出てトラブルになることもあります
そういったことを回避するためには、これ、なくしてみたらどうなると思う?と人に話してみると、実は昔、なくそうとしたんだけど……と、思いもよらないなくせなかった理由が出てくるかもしれません。(本当になくすべきかどうか、具体的に話し合う)
考えてもみなかったよ、早速なくしてみようかと、そのひと言がきっかけで話が進み出すことも、十分にあり得る
きっかけさえあれば、人は案外簡単にやめることができます
きっかけを失くして、延々とやる必要のない仕事を続けてしまう事が問題だ
ひと言、気づきを誰かに話してみれば、ただ漫然と続けるだけの日々よりも、長期的に見れば良い結果になるのでは、なくしたい仕事に気づくことが、生産性を上げるための第一歩。