キャッシュレス決済が目指すべきなのは、決済の利便性ではなく、決済という行為そのものを消滅させること

スーパーやコンビニでは、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済などのキャッシュレス決済が浸透し始めている
一般商店、飲食店ではまだまだ圧倒的に現金決済が多い。

レジが混雑しやすいスーパー、コンビニでは今後もキャッシュレス比率が高まり、レジの混雑が少ない一般商店、飲食店では現金決済が続き、ここが、日本のキャッシュレス比率を高める鍵になり、この壁は高く、現金決済を希望するという人が一定数いる、3割〜4割の人が現金決済を希望
その割合は以外にも、20代が50%を超え突出している
若者がキャッシュレスになっているのに、中高年が現金にこだわっていると言うのは真逆である
決済手段の
1位はクレジットカード
2位は現金

年間世帯収入別に現金派の割合を見ると、収入が低い層ほど現金決済を好む
世帯収入が低いということは単身者の割合が高い?
日本のキャッシュレス化を阻んでいるのは、20代の単身者が現金派であること
20代単身者はキャッシュレスツールは
便利とは言えない
キャッシュレス決済は便利、確かにレジの場面だけを見れば、お釣りのやりとりがない分、キャッシュレスの方がスムース

クレジットカードの問題は、銀行口座の残高が請求日に不足しないように管理しなければならない(20代の中には、給料日前に給料を使い切ってしまう人も多く)
口座残高の管理は煩わしく、うっかりすると信用事故になって、自分の信用履歴を汚してしまうが、現金決済だけならば、財布の中にお金がなければ買うのを我慢するだけで、管理ができる

電子マネーの多くは、事前チャージ方式であり、多くの流通小売業者が顧客囲い込みツールとして活用しているので、3、4枚の電子マネーカードができやすく、チェーンによって使い分けるのも面倒だし、それぞれにチャージをすると、使い道が限定されてしまうので、可処分所得が少ない人にとっては、結構きつい
多くの電子マネーが、まずはATMで現金を引き出して、チャージするのだから、キャッシュレスといっても現金とのハイブリッドでしかないから、現金で支払えばいいや
(若者層には銀行口座に直結しているデビットカードが最も適している)

キャッシュレス化が進んだ国の特徴
(キャッシュレス化が進んでいるのは韓国、中国、カナダ)
●現金決済が不便
・韓国は高額紙幣がなく、現金決済は相当に不便で、クレジットカードを中心にしたキャッシュレス化が進んだ
・カナダなどは、国土も広く、冬は通行がほとんど不可能な地域もあり、冬場の現金輸送が大きな問題で、口座の残高を現金化できないということが起こり、キャッシュレス化が進んだ
現金決済が著しく不便という前提があるからで、日本のように現金決済の利便性が高い国で、レジでのつり銭程度のことでは、モチベーションとしては弱すぎる

政府の本音
現金のやり取りは不透明なので、
これを捕捉して、税金を取りたい

キャッシュレス決済が目指すべきなのは、決済の利便性ではなく、決済という行為そのものを消滅させること
例えば、タクシー配車のJapan Taxiの様に
クレジットカードをアプリに登録し、アプリでタクシーを呼び、タクシーに乗る、降りるときにお金を払う必要はない。運転手から領収書をもらって、金額を確認するだけで、決済はアプリ内で完結している

キャッシュレス化が進んでいる中国では、このようなスマホによるネット決済が広がり、マクドナルドでは、店の外から専用アプリで注文、決済まで同時に済ませてしまうことができる
お店の注文カウンターで商品を受け取ればいいだけ(注文レジに並ぶ必要はなく、商品カウンターでも待たされない)

日本の現金決済は、他国に比べて、次元が異なるといっていいほど利便性が高いのに、キャッシュレスが利便性が高いと言ってみたても、中々キャッシュレスには移行しない

スマホ注文のように、圧倒的な利便性が必要
日本の鉄道と高速道路のキャッシュレスが浸透したのは、キャッシュレスの人がスイスイ通過していくという圧倒的な利便性によるものです

日本のキャッシュレスが目指すべきなのは、ネット決済ができるスマホ決済
クレジットカード、電子マネーもアプリ化をするか、Apple Payなどのウォレットプラットフォームに対応するしかない

財布の中に、何枚ものプラスティックカードを入れている内は、キャッシュレス先進国は難しい