元厚労官僚が勧める? 60歳を過ぎたら起業せよ! そのワケは?

元厚労官僚が勧める?
60歳を過ぎたら起業せよ!
そのワケは?
公的年金でトクする方法!
元厚生労働省で社会保障政策に関わってきた公的年金のプロが
60歳を過ぎたら直ちに起業せよ!
なぜ?
NPOでなく会社を作った理由?
定年後、奥様と二人で会社を作りました
定年になったら、常勤の仕事は辞めると決めていたのです
次男に重い障害があり、デイサービスなどを利用して在宅で暮らしています
医療的ケアが必要で、妻一人では抱えられないので、夫婦二人がかりで面倒を見ないと共倒れになってしまう
株式会社ひつじ企画
車いす用のグッズ販売や障害者向けのイベント
福祉サービス事業所へのコンサルティングをしています
事業内容からすればNPOっぽい?
株式会社の方が、簡単に設立できる
NPO法人として認めてもらうには
一定の活動実績があり、運営に地域住民の参画を得る必要もあり
株式会社なら資本金さえ準備すればいつでも設立できるのです
会社を作ると
社会保険制度を、お得に利用できることがわかりました
ひつじ企画の経営の他、非常勤の仕事もしているので、収入源が混在している
ひつじ企画の役員報酬は恥ずかしい金額ですが
会社が加入する健康保険の保険料
事業主負担分を入れても、会社ができるまで
区に払っていた国民健康保険の保険料より少なくなった
国民健康保険の保険料
全ての所得を合算して割り出されます
健康保険の保険料は役員報酬から算出される、標準報酬月額にしかかからない
法律上、加入制度の割り振りは会社勤めの立場(役員も含む)の方が優先
課税逃れではないです
社会保険の仕組みを知っているとお得になることは、意外とある

公的年金を少しでも増やす
裏ワザ?
年金の受給期間を後ろ倒しにする繰り下げ受給を選択すると
受給額は最大42%増える
さらなる工夫として、二つの方法
定年(60歳)で会社を辞めた場合
大卒ならば基礎年金の加入期間は38年以下のことも多く、標準期間(40年)を満たしていません
定年後に国民年金に高齢任意加入することで満額の老齢基礎年金を受け取ることができる
もっと有利なのは、厚生年金に加入し
経過的加算の権利を獲得すると
基礎年金に加入したのと同じ効果が得られるうえに
報酬比例部分の年金も増えます
非常勤などの理由で厚生年金に入ることができないのなら
厚生年金に強制加入となる法人を起業し
厚生年金に加入することも一つの手でです

※経過的加算 国民年金の加入期間(20~60歳まで)以外の厚生年金期間(20歳未満または60歳以上)で、加入した厚生年金期間部分が基礎年金加入相当として加算される
ただし、基礎年金の加入期間と合わせて40年になるまで
月給30万円の人が、62~65歳までの3年間
国民年金の高齢任意加入と起業して厚生年金を支払う場合
一見すると保険料が安いので国民年金の方が得のように見えます
厚生年金だと保険料は約3.3倍になる
人生100年時代、もらえる年金は、およそ倍
長生きリスクを
どう考えるかは人それぞれ
長い目で見てみると、こういった選択肢があることを知っておいて損はないです

捨てたもんじゃない厚生年金
主婦の方
パートをする際の、扶養の範囲の線引きライン
2016年10月に変わったのですが
当時、女性向けの媒体では扶養の範囲内で働くにはどうしたらいいか?
と話がもちきりでしたが、本質は、パート労働者への厚生年金の適用拡大でした
改正時
適用対象にならないよう労働時間を短くした人は全体の3分の1
政府予想の25万人に対して、1.5倍の37万人が新たに厚生年金に加入
公的年金に対し
将来、公的年金はあてにできないから、今、払わないようにすると考える?
将来もらえる公的年金を増やすために、今、できる限り払うようにする?
両極の考え方ですが、長寿化が可視化されてきた今
終身もらえる公的年金を積極的に利用しようと考える人が増えているのです

お金のためばかりじゃない?
起業の魅力は社会保険の面だけではない
更なる事業としてフリースペースを開設
フリースペースの利用料は、1日2000円
1日2000円の収益のために頑張るモチベーションは?
非常勤で勤務する際の時給は、これより高いのですが
経営は、ある意味、ゲーム
ゲームを始めたからには、勝ちたいと思いますよ
起業というゲームをしていて、何だかとても楽しそう!
遊び心があるシニアになりたい!と考える
社会保障の知識を持ち、公的年金を少しでも多くもらえる工夫をしてみましょう