トヨタ全車併売化! 高級ミニバン、エスクァイアがなぜ売れる? 兄弟車同士の違い? トヨタの本当の狙いは?

トヨタ全車併売化!
高級ミニバン、エスクァイアがなぜ売れる?
兄弟車同士の違い?
トヨタの本当の狙いは?

トヨタは2020年5月に全車種の全店併売化を開始
結果、同じ販売店で兄弟車同士を比較検討できるようになりました

トヨタ、エスクァイアの
ヴォクシー/ノアに対する違い?
そのなかでもっとも高価格な車種なのがエスクァイア
同じ販売店で兄弟車同士を比較できる環境下で、安価なヴォクシー/ノアに対してエスクァイアを選ぶ意味は?
トヨタ「エスクァイア」
2020年現在ラインナップするミドルサイズミニバンが、ヴォクシー/ノア/エスクァイアの3車種です
従来はミドルサイズミニバンとして、後部ドアにヒンジ式を採用するウィッシュや、助手席側にセンターピラーレスのドアを採用したアイシスなども存在しました
ヴォクシー/ノア/エスクァイアより小型のミニバンとしてシエンタ
大型のミニバンとしてアルファード/ヴェルファイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイアは内外装の一部デザインが異なることが差別化要素
価格に関して
ヴォクシーとノアには仕様や価格が共通した兄弟グレードといえるグレードを設定
価格帯が似通っている
一方、エスクァイアは価格帯が若干高めで、独自性が見られます
ポジショニングとしてエスクァイアが新上級コンパクトキャブワゴンに位置づけられていることが理由!
5ナンバークラスミニバンにワンランク上の高級感を付与し、高級車の新たな選択肢として開発
従来のミドルサイズミニバンであるヴォクシー/ノアより高級なモデルという立ち位置が与えられています

エスクァイアでは全グレードにメッキ加飾付きのドアハンドル、内装では合成皮革の表皮が随所に用いられ、高級感が演出されている
高級感があるだけでなく上質な雰囲気!
ユーザーがヴォクシー/ノアではなく、エスクァイアを選ぶ場合の決め手!
高級感のある外観に惹かれ、それを重視して選択されるお客さまも多い
乗り込んだ際にシートやパネルの質感が高いことも好評
例として
50代後半からトヨタのウィッシュに乗り続けて、ウィッシュの乗り換えの際には、趣味のゴルフのために多人数乗車できる、荷物も積めるという条件を考慮し、再びミニバンから選ぶということに決め、ヴォクシーのデザインが若者寄りに感じてしまい、選びにくいと感じてしまいました
結局、70代の自分にも合うと感じた上質で落ち着いた雰囲気のエスクァイアを選びました

全車種併売化の先では、クルマの買い方・選び方も変わる?
全車種併売化によって、外観の違う兄弟車同士を比較できる
しかし、トヨタは、2020年代の半ばには現在販売している車種を半減させる方向で調整
兄弟車同士の統廃合も含まれ
ヴォクシー/ノア/エスクァイア
アルファード/ヴェルファイア
ポルテ/スペイド
セダンのプレミオ/アリオン
なども対象となる

自分の愛車の車種が統廃合で消滅する可能絵がある
トヨタは販売チャネルを統合することを決断した理由?
販売の体制を
チャネル軸から地域軸へと見直し
地域に密着したディーラーとする
たとえばお客様の家の隣にトヨタの販売店があっても、いまのチャネル体制ではそこで希望する車種が買えるとは限りません
お客さまに不便をおかけすることもあるでしょう
それを解消できるのが、まずはお客さまのメリットとなると考えるだけでなく、
クルマを所有しないという社会に向けた変革でもある

クルマを取り巻く環境は今後、所有するものから必要な時だけ使うものへと移り変わっていくと予測!
トヨタ自身がサブスクリプションサービスやカーシェアリングサービスを立ち上げ、その実施にあたっての準備が全販売店全車種併売化といえるのです
販売店の見直しで、より地域に密着し、地域社会をより豊かにすることを目指す
具体的には、モビリティサービスを提供する前提として、お客さまの求める商品やサービスをどの店舗でも提供できる体制を整える

サブスクリプションサービスやカーシェアリングといった新たなサービスが盛り上がりをみせ、さまざまな車種のなかから自分の愛車を選択するという楽しみは、少しずつ過去のものになり始めているのでしょう