あおり運転の対処法!意外と知らないSOSボタンの存在!

あおり運転の標的にされたら!

逃げるが勝ち!

道交法の改正後も!
あおり運転が後絶たず!

あおり運転などの妨害運転に対して厳しい罰則が!

不必要な急ブレーキをはじめとする妨害運転の典型例が示され、手を染めたドライバーには懲役刑や運転免許取り消しなどの罰則が科される!

なのに?

その後もあおり運転の被害がなくならない現実!

あおり運転をされた経験があると回答したドライバーは51.3%

2人に1人があおり運転の被害を経験している!

現在も、短気なドライバーは依然として存在し、もし自分があおり運転の被害に遭ったら、どのように対処すべき?

あおり運転対策の王道!

速やかに道を譲ること!

あおり運転の標的にされた際の最適な対処法は、極めてシンプル!

後続車にあおられていると感じたら、速やかに相手に道を譲る!

冷静にやり過ごすことが最優先!

それが難しい場合の対処法は?

一般道であれば!

コンビニなどの店舗の駐車場に避難!

できるかぎり人目につくところに駐車するのがポイント!(周囲の目があれば、トラブルに発展する危険性を下げることができる)

高速道路であれば!

サービスエリアやパーキングエリアなどの休憩施設に避難!

圧力に屈して途中で止まってしまうと、相手と接触してトラブルに発展する危険性が高まるので避けるポイント!

特に車線や路側帯には絶対に停止しない!

(後続車に追突されるリスクもある)

それでも相手が迫ってくるようであれば?

ドアをロックして窓も閉め、警察に通報し、車内で待機!

相手が何を言っていても聞く必要はない!

絶対に窓を開けてはいけない!

ドライブレコーダーやスマートフォンなどで動画を撮ることができれば、その後の捜査に役立てます!

意外と知られていない?

奥の手!

SOSボタンとは?

型車などに装備されている?

SOSボタンを押す!

メーカーによってヘルプネット・SOSコール・緊急通報ボタンなどの呼び名がある!

ボタンを押すと?

外部のオペレーターと直接通話し、助けを求めることができる!

本来は急な体調不良や事故などの際に使用する機能です!

しかし、あおり運転の被害にあっているときにもご使用くださいと、自動車メーカー側も公式に告知している!

オペレーターとの通話にはスマホを使わず、車内のマイクとスピーカーを使用し、座ったまま話せ、場合によっては、オペレーターが警察へ通報したり、救急車や消防車の出動を依頼したりと対応をしてくれます!

ボタンを押した際に!

位置情報も共有されるため、不慣れな場所でボタンを押す場合も安心!

同乗者がおらず、ドライバーがひとりで運転しているときに強い味方になってくれる!

SOSボタンは、数年前から新型車に搭載され始めていて、設置場所はクルマの天井付近であるケースが多い!

悪質な運転者が迫り来る中、クルマを操作しながらスマホを取り出して110番通報をするのは至難の業!

電話で通報している現場を見られることで、相手がさらに逆上する恐れも?

押すだけで相談や通報の依頼ができるSOSボタンは非常に有用です!

⭐️あおられるきっかけを作らないことも重要!

あおり運転をする側の言い分!

・強引に割り込んできた

・ウインカーを直前まで出さずに右左折した

・される側のマナー違反が引き金になる!

きっかけとなりやすいポイント?

高速道路の追い越し車線を走り続け、そのスピードがゆっくりだと後続車のイライラを助長させます!

・いつまで走っているんだ

・早く進路をゆずってくれ

と怒りを買うのです!

追い越し車線とは?

追い越しをするための車線です!

早く目的地にたどり着きたいからと、延々と走り続けるのは道路交通法違反(車両通行帯違反)です!

追い付かれたクルマは後続車に進路を譲る義務があり、追い越しが終わるまでその進路を妨害してはならないと規定されている!

これらの法規を知らずに運転していると、やはり後続車のドライバーの怒りを買ってしまいます!

ドライバーである以上!

交通ルールは知らなかったでは済まされない!

ルールにのっとらない走行をしていると、相手はなぜルールを守らないんだと不快に思い、あおり運転へと発展するきっかけになるのです!

無理な車線変更や急ブレーキといった危険な運転もあおられるきっかけに?

無用なトラブルを避けるために!

いまの運転、相手にとって危険や迷惑だったかもと思ったら、アイコンタクトやハンドサインなどを使って早めに謝意を示しましょう!

5年以下の懲役も?
他人をあおる代償!

他のクルマの通行を妨害する目的で!

・急ブレーキ禁止違反

・車間距離不保持

・警音器使用制限違反(不必要なクラクション)

・減光等義務違反(不必要なハイビーム)

などを行うと、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる!

違反点数は、酒気帯び運転と同様の25点!

免許取り消し処分となり、運転免許の再取得ができない!

欠格期間は2年!

さらに、高速道路上でほかのクルマを停止させるなど、著しい交通の危険を生じさせた場合は?

5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられ、違反点数は、酒酔い運転と同じ35点!

免許取り消し処分となり、欠格期間は3年!