間違って上書き保存してしまったファイルを元に戻したい!(さっきの上書き保存をなかったことに)
データの更新漏れを無くすために、上書き保存を習慣にしている人(無意識に[Ctrl]+[S]キーを押している)
間違って“上書き保存”して、そのままファイルを閉じてしまった?
[Ctrl]+[Z]で元にも戻せない!
数式を削除して上書き保存したあと、エラー表示が出ている!
一度閉じたファイルを上書き保存前に戻したい場合?
自動回復用データに頼るのが定番!
間違った上書き保存の回避方法を2つ!
①ブックの管理から以前のファイルを回復する
[ファイル]タブにある
[情報]を表示
[ブックの管理]の項目に自動保存の一覧が表示されるので!
間違って上書き保存したと思われる時間より前のファイルを復元!
[ファイル]タブから[情報]をクリックします。[ブックの管理]の一覧のうち、間違って上書き保存したと思われる時間より前のファイルを右クリックして、[バージョンを開く]を選択!
以前のバージョンのファイルが開きます。[名前を付けて保存]をクリックして保存し直しす
自動回復用データが保存されていなければ、上記の方法は使えない!
設定を確認
適度な間隔に設定(3分間隔に設定)!
[ファイル]タブから
[オプション]をクリック
[Excelのオプション]を表示
[保存]の[次の間隔で自動回復用データを保存する]にチェックを付け、間隔を指定し[OK]をクリック
②自動的にバックアップファイルを作成する
ファイルの保存時にバックアップファイルを自動的に作成するように設定しておくと安心!
[名前を付けて保存]ダイアログボックスから
[全般オプション]を呼び出して設定!
[F12]キーを押して[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示!
[ツール]-[全般オプション]の順にクリック
[全般オプション]ダイアログボックスが表示!
[バックアップファイルを作成する]にチェックを付けて[OK]をクリック
[名前を付けて保存]ダイアログボックスに戻るので、ファイルを保存!
上書き保存でも、別名保存でもOK!
設定後はファイルの保存場所と同じフォルダーに「.xlk」という拡張子のバックアップファイルが自動作成されます!
バックアップファイルの内容を確認する場合はダブルクリック
表示されたメッセージで[はい]をクリック
「.xlk」の拡張子のバックアップファイルが開きます
開いたバックアップファイルを最新のファイルとして保存する場合は?
[名前を付けて保存]ダイアログボックスでファイル名を入力し、通常のエクセルファイル(XLSX形式)として保存!
上記の方法はローカル保存している場合の設定です!
OneDriveと同期しているフォルダーにファイルを保存している場合?
[ファイル]タブから[バージョン履歴]をクリックして、過去のファイルを復元できます!
万が一に備えて!
[Excelのオプション]にある自動回復用データ設定は、突然ファイルが壊れてしまった場合でも自分のパソコンにしか保存されていないファイルを編集する際には有効でしょう!

