年金生活者の定額減税！所得税と住民税のスケジュールは？

2024年6月から実施される定額減税は、年金生活者も対象！

・いくら減税されるの？

・減税はいつから？

・注意点は？

定額減税は、原則国民1人当たり4万円の減税を行う！

○対象となる税金は？

所得税（減税額3万円）

住民税（1万円）

年金生活者の定額減税？

老齢年金にも所得税や住民税がかかるため、定額減税の対象！

年金生活者の減税額？

・所得税3万円

・住民税1万円

減税れ、給与所得等と同様に扶養家族（配偶者など）がいる場合、減税額は扶養家族分を合わせた金額！

扶養家族に該当するのは？

・令和6年分の公的年金等の受給者の扶養親族等申告書で申告した親族！

・申告していなければ、自分の分だけが減税されます！

○年金生活者の減税スケジュール？

老齢年金は、2ヶ月に1回偶数月に支給なので、最初に減税を受けるのは2024年6月に支給（住民税は10月支給）される年金から！

○6月支給分で減税額の全額が控除できない場合は？

○8月以降に支給される年金から控除！

<年金生活者の注意点>

・2024年中に扶養親族の人数が変わったときは確定申告が必要

・2024年度の途中に扶養親族の増減があった場合、定額減税の控除額が変わる

2024年分の確定申告（2025年に申告手続き）によって控除額を精算し、税金を納付または還付となります！

◎給与と年金の両方で減税を受けた場合は？

確定申告で精算！

給与所得と年金所得のある人は？

給与と年金の両方で定額減税分が控除

（扶養家族がいなければ合計8万円が控除）

※確定申告したときに精算！

(余分に控除された税金を納付する)

◎住民税非課税世帯等には給付金！

住民税非課税世帯などに対しては定額減税がない代わりに、次の給付金が支給される

※2023年度に給付された3万円と合計すると1世帯あたり10万円の給付

給付金を受け取るには市区町村から送付される申請書や確認書の提出が必要となります、提出を忘れないように！

結論

①年金生活者に対しても、1人当たり4万円の定額減税が行われ、扶養家族がいれば、扶養家族分を含めて減税が受けられます。

②減税開始は所得税が2024年6月支給分、住民税が10月支給分から

③2024年中に扶養親族の人数が変わった場合や、定額減税の代わりに給付金を受ける場合などは手続きが必要となる！