ちゃんと報告してよー! 報連相しない部下 4つの対策で簡単に解決

ちゃんと報告してよー!
報連相しない部下
4つの対策で簡単に解決!
報告、連絡、相談もなしに、勝手に仕事を進める部下
仕事を任せた部下に対して、ちゃんと報告してよー!と思ったこと、ありませんか?
任せた仕事の進捗
どうなっている
完了したのか
成果は出たのか
上司としては、絶対に報告が欲しいのに
部下からは報告がない

A社の営業訪問行ってきたの?
あ、行ってきました
で、どうだったの?
大丈夫でした
大丈夫ってどんな状態?
先方も喜んでくれていました。たぶん買ってくれると思います
上司からすると、何が大丈夫で、何が大丈夫でないのか、さっぱりわかりません
部下の買ってくれると思いますというのも鵜呑みにできない
するのは怖いフレーズです。
部下独自の基準で判断でした
大丈夫かどうか
喜んでくれたかどうか
買ってくれるかどうか
その判断が正しいのかどうか?
任せた仕事が完了したら、報告があってしかるべきです
特に、問題が起こったときやクレームが発生したときほど
報連相(ほうれんそう)があり、対策を打ち、改善することが、会社のためでもあり、チームのためでもあり、本人のためなのですが、部下は、報告しない、連絡しない、相談しない

どうすれば、報連相してくれるのか
なぜ部下は報連相しないのか?
<部下が報告してこない理由の4つ>
①報告する必要性を感じていない
報告を何のため、何かいいことがある、必要性を感じていない部下は多い

正しい現状が把握できる
適切な対応ができるようになる
報告を受けることの重要性を、強く感じる

自分が知っている情報を上司に伝えたところで自分の情報が増えるわけではない
報告して意味があるの?
面倒くさいいうのが部下の本音

②報告して叱られたくない
何かミスをした
顧客を怒らせた
改善点を指摘された

報告しないで隠し、何とか自分の力だけで解決しようとします
これは会社に言わないでくださいと顧客にミスの隠ぺいをお願いする人もいます
顧客、会社、問題を解決することよりも自分の評価を優先するのです

③報告する場面だと思っていない
上司の考える報告してほしいことと部下が報告するべきだと思っていることが一致していない
若い社員は、学生時代、1人で勝手に行動しても問題がなかった
誰かとこまめに連絡を取り合い
意見をぶつけ合い
相談しながら
何かに取り組んだ経験のある人
は稀でどの場面で報告するべきなのか、全く認識していない

④報告の仕方がわからない
報告が必要でも、何をどのように報告したらいいのか、結果報告しない、できない、単純にやり方がわからないのです

つまり上司の視点がない?
仕事を任せた
あなたの視点には全く想いを馳せない
部下の勝手な視点と解釈をする
報告よりも自分の評価を優先しする
報告するタイミング、期待する報告の仕方がわからない
上司の視点がない部下に、報連相しろと言い続けたところで、効果えられません

どうすれば部下は報連相できるようになる?
上司の仕事の任せ方にポイントがある
部下の報連相は仕事の任せ方で変わる
<報連相できる部下にするための具体的な方法>
①報告が欲しいタイミングを上司が予め伝え、報告の場を設定
仕事を任せる段階で、いつまでにどんな報告が欲しいのか、予め伝える
そして報告の場を設定しておくと、自動的に報告が行われます
・この仕事、ラフ案の段階で一旦報告をくれないかな? 
作り込んでから修正すると効率が悪いから、その前に1回見せてほしい
〇月〇日の〇時に報告してもらう場を設けるよ
・仕事が完了したら、報告をもらえる? 
〇月〇日の〇時までに報告をもらえるかな?
任せる前のタイミングで
報告の場を設定するのは非常に有効
報告を欲しいタイミングでもら、単純ですが、非常に効果的です

②事実と意見を分けて質問
部下は、事実と意見を混同しがち
どうして大丈夫だと思ったの?
たぶん買ってくれると思うって言った
実際先方はなんと言ってた?
買うってハッキリと言ったのかな?
意見に対して、事実を掘り出す必要があります
実は部下が事実を見ていないことが、がわかります
このやり取りを繰り返せば、部下自身が事実を掘り出せるようになります
事実と意見と混同せずに事実を掘り出せるようになります

③事実を元に意見をすり合わせ
事実を元に適切な意見を持つのは重要
事実に基づいて正しく意見を持てないと、部下の勝手な判断で報告してしまいます
同じ事実を共有し、相手が購入してくれるのか購入してくれないのかの判断と意見をすり合わせます
部下は、上司の視点を学ぶことになり、事実に基づいて正しく意見を持つという重要なスキルを身に付けます

④上司も部下からの報告へのフィードバックをする
部下が上司に報告をした際、何のフィードバックもなく、わかっただけのダメ上司
報告の目的は部下から情報を得ることですが、部下は報告した意味を感じれません、報告へのフィードバックをすることが重要
おかげで今月の営業の見込みがたったよ、ありがとう
今の報告を聞いて、提案の仕方を見直した方がいいかもしれないね。今度提案の流れを見直してみようか
と、報告に何らかのフィードバックを入れ、報告に価値があったと感じてもらうことが、重要
上司からのフィードバックがあれば、上司が何を求め、何を報告してほしいのか、上司の視点を理解します

部下の報連相は仕事の任せ方で変わる
報告のタイミングを理解する
報告の場ができる
事実と意見を分けて報告できる
事実を元にどう意見を持てばいいかがわかる
上司から報告のフィードバックで、報告の意味を感じる
仕事の任せ方を通して、部下は上司の視点を身に付けてゆきます
報告、連絡、相談というのは、ビジネスマンとして極めて重要な習慣で、重要なスキルなのです
部下の報連相は上司の仕事の任せ方次第なのです