◎生産性のない人間は去れ!
バブルが終わり、日本の国力が下がってきた近年になって使われ始めた言葉のようだ!
生産性の高い社会の排他性
若い経済学者が高齢化の解決策!
高齢者の集団自決を提言した?
・人間は引き際が重要だと思う
・過去の功績を使って居座り続ける人がいろいろなレイヤーで多過ぎる
◎日本をダメにしている人たちのことを年齢とは無関係に比喩的に高齢者と呼び、高齢者=悪の概念をもっている!
無能な人間たち(生産性だけに焦点を当てているに過ぎないのだが)を社会から組織的に排除してま、日本の国運の衰退は止まらないだろうし、やがて、隠れ無能者論を述べ出すのだろう!
しかし、社会的に有害無益なメンバーの摘発と排除をしても何の解決にも至らない!
貧乏と貧乏くささの違い?
政治とメディアの劣化がとめどなく進行中であり、経済は衰退局面を転がり落ち、国民生活の最後の支えである教育と医療も気息奄々というありさま!
それでも、日本の国力にはまだまだ余力がある!
(列島には豊かな山河があり、温帯モンスーンの温和な気候と肥沃な土壌と豊かな水資源に恵まれ、植物相・動物相は多様で、温泉や桜や紅葉の名所や神社仏閣のような観光資源はいたるところにあり、食文化もエンターテインメントも伝統芸能も世界標準を超えるものが沢山あり、国力そのものにも十分な厚みがあるわけで、国民みんなが大切に使い延ばし、守り育ててゆけば、豊かで暮らしやすい国として存続させることは可能である!)
愚かな事に!
そういう穏やかな未来図を描く人は?
政官財にも、メディアにも、学術の世界にも、いない!
居るのは、起死回生の大博打を狙っている人たちばかり!
企業人や官僚が生産性のない者は生きている価値がないと揚言する学者やコメンテイターまで!
国民は低賃金に喘ぎ、ブルシットジョブで疲れ切り、ハラスメントでメンタルを壊されて、暗い顔をして職場に通う!
豊かなはずの国で、なぜ人々は貧乏くさくなってしまったのか?
◎貧乏と貧乏くさいは違う!
貧乏というのはクールでリアルな経済状態のことで!
精神状態とは直接にはかかわりがないので、貧乏でも心豊かに暮らすことはできます!
戦後の貧しい時期でも、大人たちは貧しいけれども、心安らかに日々の生業に励み、家はあばら家で、服は着たきりで、ご飯はおかず一品だけで、遊び道具も何もなかったが子ども達は希望に満ち溢れていたように思う!
国民の殆どは貧しくても、助け合って暮らしていた!
食べ物を貸し借りし、質屋の使い方を教え合い、小さい子どもを預かり合ったりしていた!
子どもたちはさまざまな工夫を凝らして遊びを発明して、日が暮れるまで路地や神社の境内で時を忘れて遊び続けていた!
決して貧乏くさくはなかった時代でもあります!
◎貧乏くさい=心の貧しさのこと!
・他人の富裕を羨む
・自分のわずかばかりの財産をしっかり退蔵して、誰とも分かち合わない
・国民が共有する富から自分の割り前をできるだけ多めに切り取ろうとする
小銭ができると人は貧乏くさくなり、相互扶助的なマインドが消え去り、共同体は空洞化するのか?
日本人はどんどん貧乏くさくなっていった?
・公務員の既得権益を剥がせ
・生活保護のフリーライダーを許すな
・生産性のない人間は去れ
等と言い始めた!

